公務員から転職は無理?35歳まで未経験OKな理由と失敗しない準備
「公務員から転職なんて、無理でしょ……」
たぶんこの記事にたどり着いたあなたも、
一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
公務員は潰しがきかない。
民間では通用しない。
未経験なんて相手にされない。
年齢的にももう遅いかもしれない。
調べれば調べるほど、
不安になる情報ばかりが目に入ってくると思います。
でも、最初に結論だけ言います。
👉 公務員からの転職は、普通にできます。
もちろん条件はあります。
準備も必要です。
正直に言えば、楽な道ではありません。
それでも、
年齢と戦略を間違えなければ、道はちゃんとあります。
公務員から転職は「できる人」と「できない人」が分かれる
結論をはっきり言います。
公務員からの転職は、
誰でもできるわけではありません。
ただし、条件を満たしている人は普通にできます。
その最大の分かれ目が、年齢と準備です。
35歳くらいまでなら未経験でも可能
35歳くらいまでであれば、未経験職種への転職は現実的です。
民間企業がこの年齢層に求めているのは、完璧な即戦力ではありません。
それよりも、社会人としての基礎が身についているかどうかです。
公務員は、期限を守り、組織の中で役割を果たし、関係者と調整しながら、ミスが許されない環境で仕事をしてきています。
これは業界を問わず通用する、社会人としての土台です。
そのため企業側は、
「未経験=何もできない人」ではなく、
「未経験だが、これから伸びる可能性がある人」
として公務員を評価します。
何も準備していない人は普通に落ちる
一方で、これは厳しいですが事実です。
業界研究をしておらず、なぜその職種を選んだのか説明できず、行動した形跡も見えない。
この状態では、35歳未満であっても普通に落ちます。
未経験転職においては、年齢よりも「準備してきたかどうか」がはるかに重要です。
35歳を超えたら戦い方が変わる
35歳を超えると、完全未経験職種への転職は一気に難しくなります。
ただし、道がなくなるわけではありません。
大学職員や独立行政法人、
その他の公的色のある団体など、
公務員経験を活かせる職種に寄せることで、
十分に戦うことは可能です。
この年齢以降は、「何になるか」よりも「これまでの経験をどう活かすか」が重要になります。
なぜ公務員の経歴は評価されにくいのか
はっきり言います。
民間企業は、公務員の経歴をそのままでは評価しません。
理由はシンプルで、評価軸がまったく違うからです。
民間企業が評価するのは、売上や利益、コスト削減といった数字で測れる成果です。
一方で、公務員の仕事は、法令を守り、公平性を担保し、関係者を調整しながら、ミスを出さないことが重視されます。
どちらが良い・悪いではなく、そもそも物差しが違います。
そのため民間から見ると、「その経験が自社でどう役立つのか」が分かりづらくなってしまうのです。
肩書きだけ見ると全部未経験
営業、IT、経理。
どの職種を受けても、公務員は基本的に未経験扱いになります。
公務員の肩書きは、民間ではそのまま通じないと思われている。
これは現実です。
でも裏を返せば「何にでもなれる」
ただし、見方を変えればチャンスでもあります。
公務員は、特定の業界に染まりすぎておらず、ルールを理解し、組織の中で揉まれてきています。
つまり、育てやすいポテンシャル枠として見られる可能性があるということです。
何になれる?|職種別に現実解を解説
公務員からの転職で、実際に多い職種を紹介します。
コンサル
課題を整理し、分かりやすく説明し、
関係者を調整する力が求められます。
公務員経験との相性は良いですが、
主体的に考えて動いた経験を語れることが必須です。
営業
相手の話を聞き、課題を整理し、提案する仕事です。
窓口対応や折衝経験は十分に活かせます。
ただし、数字への抵抗感を強く出しすぎると不利になります。
SE(IT)
論理的思考力や、手順を守る姿勢、
ミスを減らす意識が重視されます。
公務員気質と相性は良いですが、
勉強ゼロでは通用しません。
経理
正確に数字を扱い、期日を守り、
ルールに沿って業務を進める仕事です。
公務員との親和性は非常に高く、
簿記などの基礎知識があれば
未経験でも現実的な選択肢になります。
未経験の職種に就くには?|面接官はここしか見ていない
未経験採用で、面接官が見ているポイントは多くありません。
- 成長する可能性があるか。
- なぜその職種なのか説明できるか。
- 辞めずに続きそうか。
スキルは、ほとんど見られていません。
見られているのは、行動してきた証拠があるかどうかです。
【体験談】未経験でも「準備」で評価はひっくり返る
ここで、私自身の話を少しだけします。
私は市役所から、
未経験で上場企業の経理職に転職しました。
当然ですが、最初から実務経験はゼロです。
面接では
「公務員だし、経理は未経験だろうな」
という空気を正直感じていました。
しかし、評価が明らかに変わった瞬間がありました。
それは、
- なぜ経理をやりたいのか
- 経理の仕事をどう理解しているのか
- 未経験なりにどんな準備をしてきたのか
を自分の言葉で説明できたときです。
市役所では補助金交付業務を担当しており、企業の財務諸表を見る機会がありました。
最初は数字の意味がまったく分からず、理解するために簿記の勉強を始めたのがきっかけです。勉強を進めるうちに、仕訳や決算がパズルのようで面白いと感じるようになり、
自分も財務諸表を作る側の仕事がしたいと考えるようになりました。また、経理は数字を作るだけでなく、その数字をどう活かすかが重要な仕事だと理解していること、
将来的には分析や経営への提言にも関わりたいことも伝えていました。
この話をするようになってから、
面接の通過率が明らかに変わったのを覚えています。
まとめ|公務員からの転職は「無理」じゃない。分かれ道はここ
公務員からの転職は、決して無理な話ではありません。
ただし、誰でも・何もせずにできるわけではありません。
35歳くらいまでであれば、未経験職種でも十分にチャンスがあります。
評価されるのは即戦力かどうかではなく、社会人としての土台と、これからの伸び代です。
一方で、調べず、考えず、行動しないままでいると、年齢に関係なく転職はうまくいきません。
未経験転職で面接官が見ているのは、
- 「成長するか」
- 「続きそうか」
- 「準備してきたか」
それだけです。
転職できるかどうかを分けるのは、才能ではなく準備です。
決めるのは、今日のあなたです。

