公務員から民間へ|面接が不安な人のための合格する面接対策

面接は避けて通れない壁
転職活動で避けて通れないのが、面接です。
「面接って苦手だな…」という人は多いと思います。
特に初めての転職だと、
「どんなことを聞かれるんだろう?」
「ちゃんと答えられるかな?」
と不安が尽きませんよね。
私も同じでした。
市役所で働いていた頃、民間への転職を考えたものの、何から手をつけていいのか全く分からず…。気がつけば時間だけが過ぎていました。
そんな経験があるからこそ、今回は私が実際にやって効果を感じた面接対策を紹介します。
「これなら自分もできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
なぜ面接対策は必須なのか?
面接は、どの企業でも流れや質問内容が大きく変わりません。
だからこそ、準備をしている人とそうでない人の差は、はっきり出ます。
面接は、楽器の演奏会に似ています。
曲を理解して練習を重ね、初めて本番で自信を持って演奏できますよね。
面接も同じで、まずは自分を理解し、受け答えを練習してから本番に臨むことで力を発揮できます。
どれだけ準備をしたかで、結果は大きく変わります。
だからこそ、面接対策は必ずやっておきましょう。
面接突破のカギは「一貫性」
面接で高評価を得る人には共通点があります。
それは、話の軸がブレないことです。
軸がブレていると、面接官は「何か矛盾しているな?」と感じ、質問を深掘りしてきます。
その結果、答えに詰まったり、話が食い違ったりしてしまいます。
一貫性を保つためには、以下の3つを一連の流れとして考えることが大切です。
- 転職理由
- 職種の志望動機
- 企業の志望動機
私の場合は、こう整理していました。
- 転職理由:市役所ではできない経理をやりたい
- 職種の志望動機:簿記に面白さを感じ、決算書を作る経理に挑戦したい
- 企業の志望動機:貴社なら私の強みを活かし、幅広い経理業務を経験できる
ここで一貫しているのは、「どうしても経理をやりたい」という気持ちです。
この軸があれば、面接で急に質問をされても答えがブレません。
私が実際にやった面接対策|3ステップ
STEP1:よくある質問を“答えの型”で整理
まずは想定質問と、その答え方を整理しました。
これは演奏会でいうところの楽譜です。楽譜がなければ、曲は弾けません。
想定質問例
- なぜ転職?(転職理由)
- なぜこの会社?(志望動機)
- 公務員では何をしていた?(業務内容)
- あなたの強み/弱みは?
- 5年後はどうなっていたい?
これらは**PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)**で構成し、文章化しました。
STEP2:独り言で“口から出せる化”
答えを文章にするだけで満足してしまうと、本番では思うように話せません。
大事なのは、声に出して練習し、口が覚えるまで繰り返すことです。
- 通勤中やお風呂でブツブツ練習
- 録音して聞き返し、クセや弱点をチェック
- 詰まったり長すぎたりする部分を修正
楽譜を持っていても、初見で演奏できる人はほとんどいません。
面接も同じで、事前練習が必要です。
STEP3:面接に“慣れる”
最後は、場数を踏むことです。
最初は緊張でうまくいかなくても、回数を重ねれば必ず慣れます。
いきなり本番が不安なら、転職エージェントの模擬面接を活用しましょう。
以下のようなポイントをチェックしてもらえます。
- 身だしなみ
- 回答内容
- 表情・間・声のトーン
フィードバックを受けることで、改善点が明確になります。
もし、転職エージェントについて、「わからない」という方は以下の記事も合わせて読んでみてください。


まとめ|準備と一貫性が自信になる
面接は、ただ質問に答える場ではありません。
あなたの考え方や価値観、そしてこれからの可能性を見せる場所です。
必要なのは、一貫性のあるストーリーと、自然に口から出てくるまでの準備。
台本を作り、声に出して練習し、場数を踏む――これが自信につながります。
最初は緊張してもうまくいかないかもしれません。
でも、準備した分だけ確実に成長し、自信もつきます。
あなたの経験は必ず誰かの役に立ちます。
あとは、それを堂々と伝えるだけです。
次の面接で、自分の言葉で未来を語ってきてください。応援しています。