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公務員試験に予備校は必要?元市役所職員がメリット・デメリットを解説

pyonji684
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「そうだ!公務員に転職しよう!」と思ったら、最初に立ちはだかる壁が筆記試験です。

公務員の筆記試験は、民間企業で行われるSPIとは比較にならないほどの難易度で、
筆記試験の対策が必須です。

そんなときに、「公務員予備校ってあるけど必要?」と疑問を持つ方がいらっしゃると思いますので、
今回は、そのことについて私の体験を含めて紹介します。

公務員の採用試験全般について知りたい方は、ぜひ以下をご覧ください。

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結論|ケースバイケース

公務員試験の勉強方法は「独学」か「予備校」か。
どちらが正解かは人によって違います。

私は大学卒業後に市役所に入庁しましたが、その際は 最初から予備校に通いました
個人的には、私のように初めて公務員試験に挑戦する人にとっては、予備校の存在は大きな助けになったと思います。

予備校のメリット・デメリット

メリット

  • 専門科目を効率的に学べる
     法律や経済など初めて触れる科目は独学では理解が難しく、私は講師の解説のおかげで知識が定着しました。
  • 自習室が無料で使える
     予備校が無料で自習室を貸し出しています。私は自分の家だと集中できなかったので、めちゃくちゃ自習室に通ってました。
  • 面接対策の情報が豊富
     「過去にこういう質問が出た」という情報があり、模擬面接で本番を意識した練習ができました。これは独学では得られない強みです。
  • 仲間と一緒に勉強できる
     一緒に頑張る仲間がいることで孤独感が薄れました。試験勉強は長期戦なので、この支えは想像以上に大きかったです。
  • 予備校の卒業生から生の話を聞ける
     現役公務員の卒業生が予備校に来てくれて、職場の生の話を聞いたり、質問したりすることができ、より公務員の仕事のイメージを持つことができます。
  • 学習計画が明確
     カリキュラムに沿って進めば良いので迷いがなく、効率的に勉強に集中できました。

デメリット

  • 費用が高い(数十万円単位)
     学習コストが独学と比較して非常に高いです。
     「やっぱりやめた」なんてできる金額ではないので、予備校に行くと決めたら、「必ず公務員になる」という強い気持ちが必要です。
  • 予備校に入って安心してしまう
     あるあるですが、予備校に入って安心して、勉強しない方一定数います。
     残念ながら、予備校に行けば必ずう受かるものではないので、努力は必須です。

独学のメリット・デメリット

私は最初から予備校に通ったため独学経験はありませんが、周りで独学合格した友人もいます。

メリット

  • 費用を抑えられる
     予備校と比較したら費用は抑えられますが、参考書と過去問が必要になります。
     公務員の過去問は、科目ごとに出ている場合もあるので、全てを揃えようとするとそれなりの金額になります。あくまで予備校と比較してです。
  • 周りを気にせずマイペースに進められる
     公務員を目指す人が身近にいると、どうしても自分と比較して、ときに慢心したり焦ったりしてしまいますが、独学なら周りを気にせずに対策を進めることができます。
  • 切り替えができる
     公務員採用試験にも向き不向きがあります。自分が不向きと感じた時に、かけたコストが少ない分、公務員ではなく他の道を選択することができます。

デメリット

  • 情報収集が難しい(特に面接や試験傾向)
     個人では情報収集に限界があります。どれだけ頑張っても情報量については予備校に軍配が上がります。ここが一番のデメリット。
  • モチベーション維持が大変
     公務員採用試験は対策を行うとなると、どうしても半年から1年と長期的になります。
     一人で常に高いモチベーションを維持するのは困難です。
     ですが、自分で自分を律せらる人は問題なし。
  • 勉強の優先順位が分かりにくい
     公務員の筆記試験はとにかく範囲が広いです。全てを万全に準備するのは不可能です。
     そのため、効率的に要点を集中的に勉強する必要がありますが、はじめから独学だとどこが要点なのかを把握するのは難しいです。

まとめ|こんな人におすすめ

私自身、最初から予備校に通ったことで効率的に学べたのと、仲間と一緒に走れたのは本当に大きかったです。特に 初めて受験する人効率重視で合格を狙いたい人 には予備校が向いていると思います。

  • 予備校が合う人
     ・専門科目を一から学ぶ必要がある
     ・効率的に合格したい
     ・仲間と切磋琢磨したい
  • 独学が合う人
     ・自己管理が得意
     ・費用を抑えたい
     ・勉強計画を自分で立てられる

公務員試験は長期戦です。
大事なのは「自分に合った方法で続けられるかどうか」。
もし迷っているなら、まず予備校の体験講座に行ってみるのがおすすめです。

ABOUT ME
ぴょん吉
ぴょん吉
経理@元公務員
・アラサーで市役所から上場企業の経理に転職。
・現在は簿記1級取得に向け勉強中。
・公務員から転職、未経験から経理に転職したい方に向けて情報発信。
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