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「そうだ!公務員に転職しよう!」と思ったら、最初に立ちはだかる壁が筆記試験です。
公務員の筆記試験は、民間企業で行われるSPIとは比較にならないほどの難易度で、
筆記試験の対策が必須です。
そんなときに、「公務員予備校ってあるけど必要?」と疑問を持つ方がいらっしゃると思いますので、
今回は、そのことについて私の体験を含めて紹介します。
公務員の採用試験全般について知りたい方は、ぜひ以下をご覧ください。
結論|ケースバイケース
公務員試験の勉強方法は「独学」か「予備校」か。
どちらが正解かは人によって違います。
私は大学卒業後に市役所に入庁しましたが、その際は 最初から予備校に通いました。
個人的には、私のように初めて公務員試験に挑戦する人にとっては、予備校の存在は大きな助けになったと思います。
予備校のメリット・デメリット
メリット
- 専門科目を効率的に学べる
法律や経済など初めて触れる科目は独学では理解が難しく、私は講師の解説のおかげで知識が定着しました。
- 自習室が無料で使える
予備校が無料で自習室を貸し出しています。私は自分の家だと集中できなかったので、めちゃくちゃ自習室に通ってました。
- 面接対策の情報が豊富
「過去にこういう質問が出た」という情報があり、模擬面接で本番を意識した練習ができました。これは独学では得られない強みです。
- 仲間と一緒に勉強できる
一緒に頑張る仲間がいることで孤独感が薄れました。試験勉強は長期戦なので、この支えは想像以上に大きかったです。
- 予備校の卒業生から生の話を聞ける
現役公務員の卒業生が予備校に来てくれて、職場の生の話を聞いたり、質問したりすることができ、より公務員の仕事のイメージを持つことができます。
- 学習計画が明確
カリキュラムに沿って進めば良いので迷いがなく、効率的に勉強に集中できました。
デメリット
- 費用が高い(数十万円単位)
学習コストが独学と比較して非常に高いです。
「やっぱりやめた」なんてできる金額ではないので、予備校に行くと決めたら、「必ず公務員になる」という強い気持ちが必要です。
- 予備校に入って安心してしまう
あるあるですが、予備校に入って安心して、勉強しない方一定数います。
残念ながら、予備校に行けば必ずう受かるものではないので、努力は必須です。
独学のメリット・デメリット
私は最初から予備校に通ったため独学経験はありませんが、周りで独学合格した友人もいます。
メリット
- 費用を抑えられる
予備校と比較したら費用は抑えられますが、参考書と過去問が必要になります。
公務員の過去問は、科目ごとに出ている場合もあるので、全てを揃えようとするとそれなりの金額になります。あくまで予備校と比較してです。
- 周りを気にせずマイペースに進められる
公務員を目指す人が身近にいると、どうしても自分と比較して、ときに慢心したり焦ったりしてしまいますが、独学なら周りを気にせずに対策を進めることができます。
- 切り替えができる
公務員採用試験にも向き不向きがあります。自分が不向きと感じた時に、かけたコストが少ない分、公務員ではなく他の道を選択することができます。
デメリット
- 情報収集が難しい(特に面接や試験傾向)
個人では情報収集に限界があります。どれだけ頑張っても情報量については予備校に軍配が上がります。ここが一番のデメリット。
- モチベーション維持が大変
公務員採用試験は対策を行うとなると、どうしても半年から1年と長期的になります。
一人で常に高いモチベーションを維持するのは困難です。
ですが、自分で自分を律せらる人は問題なし。
- 勉強の優先順位が分かりにくい
公務員の筆記試験はとにかく範囲が広いです。全てを万全に準備するのは不可能です。
そのため、効率的に要点を集中的に勉強する必要がありますが、はじめから独学だとどこが要点なのかを把握するのは難しいです。
まとめ|こんな人におすすめ
私自身、最初から予備校に通ったことで効率的に学べたのと、仲間と一緒に走れたのは本当に大きかったです。特に 初めて受験する人 や 効率重視で合格を狙いたい人 には予備校が向いていると思います。
- 予備校が合う人
・専門科目を一から学ぶ必要がある
・効率的に合格したい
・仲間と切磋琢磨したい
- 独学が合う人
・自己管理が得意
・費用を抑えたい
・勉強計画を自分で立てられる
公務員試験は長期戦です。
大事なのは「自分に合った方法で続けられるかどうか」。
もし迷っているなら、まず予備校の体験講座に行ってみるのがおすすめです。
ABOUT ME

・アラサーで市役所から上場企業の経理に転職。
・現在は簿記1級取得に向け勉強中。
・公務員から転職、未経験から経理に転職したい方に向けて情報発信。