経理になりたい
PR

経理ってどんな仕事なの?日常業務をわかりやすく解説

pyonji684
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「経理ってどんな仕事なんだろう?」
会社にいると経理部はいつも静かで、みんな黙々とパソコンに向かっている…。
そんな雰囲気から「なんだか近寄りがたい」「専門知識がないと無理そう」と感じる人も多いかもしれません。

でも実際の経理の仕事は、思ったよりシンプルな積み重ね。
毎日の伝票や経費をチェックすることから始まり、最終的には会社のお金の流れを数字で見える形にする、とても大事な役割を担っています。

今回は、経理にちょっと興味があるけど「中身がよくわからない…」という方に向けて、経理の基本業務とやりがいをわかりやすく紹介します。

経理の日々の業務

経理の仕事は「会社のお金の流れを正しく記録すること」が中心です。
今回は基本的な業務について3つ紹介します。

伝票チェック

経理初心者誰しもが通るのが、この伝票チェックの業務です。

まず「伝票」とは、会社でお金が動いたときにその内容を記録するための書類です。
例を挙げると

  • オフィスの賃貸料を貸主へお金を支払う → 出金伝票
  • 保険会社から保険金が下りてお金が入る → 入金伝票

といった具合に、「いつ・誰に・いくら使った(または受け取った)」かを証拠として残す書類 です。

経理は、この伝票が正しく処理されているかを確認します。
具体的には

  • 請求書が添付されているか
  • 請求書と伝票の金額が一致しているか
  • 出金日/入金日が正しいか
  • 振込先/入金先が正しいか
  • 社内規則に基づいた勘定科目になっているか
  • 消費税額が合っているか

日々たくさんの伝票が経理にきます。それを一つひとつチェックするのは骨の折れる作業です。
伝票チェックは地味に見えますが、伝票の数値を集計したものが決算書の数値になるので、基礎でありながら非常に重要な仕事です。

また、消費税などの税金の誤りがあった場合は、税務署からペナルティを課されてしまうので、細心の注意が必要です。

経費精算

社員が仕事で立て替えた交通費や接待費などを、会社が払い戻す手続きです。
経費精算は社員にとって身近な手続きです。本来は会社が支払うべきものなのでスピード感が求められます。

テレビCMでもやっている楽楽精算などのシステムを利用して、社員からの申請を確認します。

経理は以下をチェックします。

  • 本当に業務に必要な支出か不正な支出ではないか
  • 領収書は正しく添付されているか
  • 立て替えた金額が領収書と一致しているか

領収書の添付がなくて、申請を差し戻されたことがある人もいらっしゃるかと思いますが、不正を防ぐために必要なことです。

また、多くの社員はしませんが、空の出張経費精算などの不正をしようとする社員がごく少数います。
そのため、何のために何に使ったかを、内容がわかるまで申請者に問い合わせを行います。
お金に関しては、経理は最後の砦です。

支払い業務

承認が下りた出金伝票や経費精算は、支払い予定に基づいて支払われます。
支払いのために銀行に行くことはなく、ほとんどの会社が、ネットバンキングというインターネットを通じて口座の入出金や振込などができるサービスを利用して支払っています。

もし支払いを忘れたり遅れたりすると、取引先との信頼関係を損ねてしまうため、ミスが許されない非常に責任の重い仕事です。

まとめ

経理の仕事は「伝票チェック」「経費精算」「支払い業務」といった一見地味に見える作業の積み重ねです。
しかし、その一つひとつが 会社のお金の流れを正しく記録し、健全な経営を支える基盤 になっています。

経理は間違いが許されない責任の大きい仕事ですが、数字を通して会社全体の動きを把握できる点に大きなやりがいがあります。
「お金の番人」として会社を支えている実感を得られるのは、他の職種にはない魅力です。

もしあなたが「経理ってどんな仕事だろう?」と興味を持っているなら、まずは今回紹介した基本業務を知ることから始めてみてください。
経理は静かで近寄りがたい部署に見えるかもしれませんが、その業務は必要不可欠なもので、挑戦しがいのある世界です。

ABOUT ME
ぴょん吉
ぴょん吉
経理@元公務員
・アラサーで市役所から上場企業の経理に転職。
・現在は簿記1級取得に向け勉強中。
・公務員から転職、未経験から経理に転職したい方に向けて情報発信。
記事URLをコピーしました