経理ってどんな仕事なの?日常業務をわかりやすく解説
「経理ってどんな仕事なんだろう?」
会社にいると、経理部はいつも静かで、みんな黙々とパソコンに向かっている。
そんな雰囲気から、
- なんだか近寄りがたい
- 専門知識がないと無理そう
と感じる人も多いかもしれません。
でも、実際の経理の仕事は、思っているよりもシンプルな業務の積み重ねです。
毎日の伝票や経費をチェックし、最終的には会社のお金の流れを数字で見える形にしていく。
とても地味ですが、会社にとって欠かせない役割を担っています。
この記事では、
「経理に少し興味はあるけど、仕事内容がよく分からない」
という方に向けて、経理の日常業務をわかりやすく解説します。
経理の日々の業務
経理の仕事の中心は、会社のお金の流れを正しく記録することです。
ここでは、基本となる3つの業務を紹介します。
① 伝票チェック
経理に配属されて、まず最初に任されることが多いのが伝票チェックです。
伝票とは、会社でお金が動いたときに、その内容を記録するための書類です。
たとえば、
- オフィスの賃料を支払った → 出金伝票
- 保険金が振り込まれた → 入金伝票
といったように、
「いつ・誰に・いくら使った(または受け取った)」かを証拠として残します。
経理は、この伝票が正しく処理されているかを確認します。
チェック内容の一例は以下のとおりです。
- 請求書や領収書が添付されているか
- 金額に誤りはないか
- 日付は正しいか
- 振込先・入金先は合っているか
- 勘定科目は社内ルールに沿っているか
- 消費税の計算は正しいか
毎日大量の伝票が回ってくるため、正直かなり地道な作業です。
ただし、この一つひとつの数字が積み上がって、決算書の数字になります。
伝票チェックは基礎中の基礎であり、最も重要な仕事です。
② 経費精算
経費精算は、社員が仕事で立て替えたお金を会社が払い戻す手続きです。
- 交通費
- 出張費
- 接待費
などが代表例です。
最近は「楽楽精算」などの経費精算システムを使い、社員が申請を行います。
経理は、次の点を確認します。
- 本当に業務に必要な支出か
- 領収書は正しく添付されているか
- 金額に不整合はないか
領収書の不備で差し戻された経験がある方もいるかもしれませんが、
これは不正やミスを防ぐために必要なチェックです。
お金に関しては、経理が最後の砦になります。
だからこそ、ここも責任の重い業務です。
③ 支払い業務
承認された出金伝票や経費精算は、支払予定に基づいて実際に支払われます。
現在は、ほとんどの会社がネットバンキングを利用しており、
銀行に直接行くことはほとんどありません。
ただし、
- 支払いを忘れる
- 振込金額を間違える
と、取引先との信頼関係に直結します。
そのため、支払い業務は
ミスが許されない、非常に緊張感のある仕事です。
経理の仕事は「地味」だけど「重要」
ここまで読むと、
- チェック作業ばかりで地味そう
- ミスが許されなくて大変そう
と感じたかもしれません。
その印象は、ある意味で正しいです。
ただし、経理の仕事は、
- 会社のお金の流れを把握できる
- 経営の土台を支えている実感がある
という大きなやりがいもあります。
数字を通して会社全体を見ることができるのは、経理ならではの魅力です。
次に気になるのは「未経験からどう準備するか」
経理の仕事がイメージできてくると、
「じゃあ、未経験から経理を目指すには何をすればいいの?」
という疑問が出てくると思います。
特に多いのが、
- 資格は必要なのか
- 何から勉強すればいいのか
という悩みです。
未経験から経理を目指すときに、
多くの人が最初につまずくポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ
経理の仕事は、
- 伝票チェック
- 経費精算
- 支払い業務
といった、一見地味に見える作業の積み重ねです。
しかし、その一つひとつが
会社のお金を守り、健全な経営を支える基盤になっています。
責任は重いですが、数字を通して会社全体を支えている実感を得られる仕事でもあります。
もしあなたが
「経理ってどんな仕事なんだろう?」
と少しでも興味を持ったなら、まずは仕事内容を知るところからで大丈夫です。
経理は、静かで近寄りがたい部署に見えるかもしれません。
でもその中身は、挑戦しがいのある、必要不可欠な仕事です。

