【初心者向け】転職サイトと転職エージェントの違いを徹底比較|どっちを使うべき?
「よし、転職活動を始めよう!」と思い立ったとき、
まずは転職サイトに登録しようとする人が多いのではないでしょうか。
そして「どの転職サイトがいいのか」を調べているうちに、
“転職エージェント”という言葉を目にして、こんな疑問にぶつかるはずです。
「転職エージェントに登録した方がいいって出てくるけど、転職サイトと何が違うの?」
「転職サイトだけじゃダメなの?」
実際、私も転職活動を始めた当初はまったく同じ疑問を持っていました。
しかし、実際に両方を使ってみるとその違いは明確。
結論から言うと、転職サイトだけではなく、転職エージェントも併用した方が断然おすすめです。
特に転職が初めての人ならなおさら!
それでは、「転職エージェントとは何なのか」「転職サイトとの違い」を詳しく見ていきましょう。
転職サイトと転職エージェントの違いとは?
転職活動を始めると、必ず出てくるこの2つの言葉。
でも「どう違うの?」と聞かれると、意外と説明できない人も多いのではないでしょうか。
ここではまず、それぞれの特徴を整理してみましょう。
💡 転職サイトとは?(自分で探すスタイル)
転職サイトは、求人を自分で検索・応募して進めるタイプのサービスです。
たとえば「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」などが代表的ですね。
📌 特徴まとめ
- 自分のペースで求人を探せる
- 企業と直接やり取りできる
- 会員登録をすればすぐに使える
- 書類添削や面接対策などのサポートは基本なし
ざっくり言えば、転職サイトは“求人検索アプリ”のようなもの。
自分のペースで進めたい人にはピッタリです。
💬 転職エージェントとは?(プロと二人三脚で進めるスタイル)
一方の転職エージェントは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者がついて、
求人紹介から面接対策、企業との連絡までをサポートしてくれるサービスです。
代表的なのは
📌 特徴まとめ
- 専任のアドバイザーが希望条件をヒアリング
- 条件に合う求人を紹介してくれる
- 履歴書・職務経歴書の添削、面接練習ができる
- 一般には出ていない“非公開求人”も紹介される
つまり、転職エージェントは“転職の家庭教師”のような存在。
初めての転職でも、隣でプロがサポートしてくれる安心感があります。
そしてなによりすごいのが、これらのサポートがを全て無料で受けれる!
🆚 転職サイトと転職エージェントの違いまとめ
| 項目 | 転職サイト | 転職エージェント |
|---|---|---|
| 求人の探し方 | 自分で検索・応募 | 担当者が紹介してくれる |
| 企業とのやり取り | すべて自分で対応 | エージェントが代行 |
| サポート内容 | 基本的になし | 書類添削・面接対策あり |
| 求人の種類 | 公開求人中心 | 非公開求人が多い |
| 向いている人 | 自分で進めたい人 | 初めての転職や不安な人 |
転職エージェントを使うべき理由
「転職サイトだけでも転職できるんじゃ?」
もちろん可能です。
しかし、初めて転職する人ほどエージェントを使う価値は大きいと断言できます。
✅ 初心者に向いている3つの理由
① 面倒な手続きをすべて任せられる
応募先との日程調整や企業連絡は、すべてエージェントが代行。
あなたは面接準備や自己分析など、“自分にしかできない部分”に集中できます。
② 非公開求人を紹介してもらえる
エージェント経由でしか応募できない“好条件求人”が多数。
上場企業の経理職などは、非公開で募集しているケースも珍しくありません。
③ 書類・面接対策がプロレベル
職務経歴書の添削から、想定質問への受け答えまで、アドバイスが的確。
初めての転職で「何から始めればいいかわからない」人には最適です。
💬 私の体験談
私も初めての転職では、主にdodaを利用しました。
企業とのやり取りや面接日程の調整はすべて代行してもらい、
私は「経理職を目指す理由づくり」に全集中。
結果、dodaの非公開求人を応募して、公務員から上場企業への転職に成功。
「自分一人で全部やってたら、今の好条件の職場に転職することはできなかった」と思います。
💰 転職エージェントはなぜ無料なの?
ここ、意外と気になる方が多いと思います。
「こんなにサポートしてくれるのに、なんで無料なの?」と。
結論から言うと、企業が報酬を払っているからです。
転職エージェントは、あなた(求職者)を採用した企業から「紹介料(成功報酬)」を受け取ります。
そのため、あなた自身がお金を払う必要は一切ありません。
イメージとしては、
あなた(仕事を探す側)と、企業(人を採りたい側)の間に、エージェントが入ってマッチングしてくれる。
そんな“仲介役”のような存在です。
たとえるなら、不動産の仲介会社と似ています。
家を借りるとき、借り手は無料で物件を紹介してもらえますよね?
あれは、オーナー(大家さん)が仲介手数料を払っているからです。
転職エージェントも同じ仕組みで、
**「企業がエージェントに報酬を支払うから、求職者は無料で使える」**というわけです。
🤝 転職エージェントは複数登録しても大丈夫?
はい、むしろ複数登録がおすすめです。
というのも、転職エージェントごとに「得意分野」や「非公開求人」が異なるから。
例えば——
- リクルートエージェント:求人数No.1、幅広く対応
- doda:サポートが丁寧で未経験転職に強い
- マイナビエージェント:20代・第二新卒向けの求人が豊富
私も当時、3社を併用していました。
1社だけだと紹介求人の幅が限られてしまうため、2〜3社登録して比較するのがベストです。
ただし、同じ企業に複数経路で応募しないよう注意。
どのエージェント経由で応募するかは、しっかり管理しておきましょう。
転職エージェントを使うときの注意点・デメリット
転職エージェントは便利ですが、使い方を間違えると逆効果になることも。
ここでは、実際に私が感じた注意点を紹介します。
⚠️ 担当者が合わないこともある
エージェントの中には、こちらの要望ではなく自分の営業ノルマを優先する人もいます。
あなたの希望を無視して大量応募を勧めたり、内定承諾を急かすケースも。
慈善事業で行っているわけではないので仕方のないことですが・・・
私も初回面談で「まずは50社応募しましょう」と言われて、「そんなに魅力的な企業がないわ!」と心の中でツッコんでました(笑)
当時の私は知らなかったのですが、担当のエージェントを変更することができます。
合わないと感じたら、遠慮せず担当者を変更しましょう。
問い合わせフォームからエージェントを変更したい旨を伝えれば簡単に変更できます。
⚠️ 主導権を渡しすぎないこと
エージェントはあくまでサポート役。
転職活動の主役は、あなた自身です。
「言われたから応募する」ではなく、「納得して応募する」という姿勢を大切に。
決断するのは常に自分自身。自分の人生の選択を他人に委ねることだけ決してしないでください。
必ず後悔することになります。
この意識があるかないかで、転職の満足度は大きく変わります。
まとめ:転職エージェントは“うまく使う”のがコツ
転職サイトと転職エージェントは、どちらも大切なツールです。
転職サイトは情報収集の場、エージェントは実践のサポート役。
両方をうまく組み合わせることで、転職の成功率は格段に上がります。
特に初めての転職では、エージェントの存在が大きな支えになります。
ただし、頼りすぎず「自分の意思で動く」ことが何より大切です。
✅ まずは気になるエージェントに1社だけ登録してみましょう。
動き出した瞬間から、あなたの転職は始まります。

