【保存版】公務員からの転職について徹底解説!!
どうも、はじめましてぴょん吉です。
私はアラサーで、市役所を辞めて、未経験から上場企業の経理に転職しました。
「え、公務員って潰しがきかないよ…」
「安定してるのにもったいない…」
そんな声をたくさん聞いてました。自分でも正直そう思ってました。
私が転職した当時は、コロナ禍で公務員からの転職自体がこんなに活発ではなかったですしね。
でも実際は、公務員でも頑張れば転職できます。
転職して気づきましたが、本当の安定って、どこでも通用するスキルと、嫌なら辞められる自由のことだと。
だからこそ、胸を張って言えます。
私は公務員に向いていなかったので、公務員をやめてよかったです。経理に転職できて本当によかった。
今は転職した私ですが、当時は転職にめちゃくちゃビビってました。
「転職したい。でも怖い…」その正体は?
転職に対する不安って、たぶんこれじゃないでしょうか?
- 転職活動って何をするのかよく知らない
- 面接でうまく答えられない
- 自分のスキルで民間でやっていけるか不安
私はまさにこれでした。
でも冷静に考えてみると、いずれにしても「知らないから怖い」だけなんですよね。
つまり、知ればどうってことはない。今振り返ると何を恐れていたのか不思議に思います。
本記事のテーマ
今回はその中でも、「転職活動って何するの?」という疑問に絞って、
公務員から民間企業へ転職するためのステップを、ひとつずつ解説していきます✍️
公務員からの転職活動:7つのステップ
- 自己分析・方向性を決める
- 転職サイト・エージェントに登録
- 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成
- 応募・適正試験・面接
- 内定・条件確認
- 退職手続き
- 入社・新しい職場へ!
自己分析・方向性を決める
最初にやるべきは、「自分がどうしたいか」を明確化すること。つまり自己分析ですね。
- なぜ辞めたいのか?
- どんな働き方・仕事内容を求めているのか?
- 絶対にやりたくないことは何か?
これを整理しておかないと、応募書類や面接で話すことがブレてしまいます。
実際、私もこのステップをすっ飛ばして転職活動を始めて、
面接で自分でもわからない転職理由や志望動機を答えてました。
当然、「とりあえず辞めたいだけの人」と思われて10社くらい面接しましたが、全落ちしました😇
これではダメだと思い、私は経歴の棚卸しをしました。
経歴の棚卸しとは、これまで経験してきた業務を振り返り、整理する作業のことです。
これをすることで、自分の好き・嫌いや得意・不得意を明確にすることができます。
これから転職活動を始める人や、すでに始めているけど転職活動がうまくいっていないという人におすすめです。
詳しくは、以下の記事をご参照ください。

改めて自分と向き合ってみると、
「市民からのクレームが本当にストレス」
「極力外部の人と接しない仕事がいい」
という本音に気づけました。
そこから、選択肢は2つに絞られました:プログラマー or 経理。
どちらも実際にプログラムと簿記の勉強してみた結果、私は簿記の方がしっくりきたので、経理を目指すことに。
自己分析をサボると、結局遠回りになります。
でもここを丁寧にやれば、「迷わない軸」ができます◎
転職サイト・エージェントに登録
方向性が定まったら、次は求人探し!
大手転職サイト・エージェントを使えばOKです👇
特におすすめなのが上記の転職エージェント。
非公開求人を紹介してくれたり、面接日程を代行してくれたり、サポートが手厚いです。
転職サイトと転職エージェントの違いや、おすすめの転職エージェントについては、以下の記事で解説していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。


ただし、転職エージェントにも注意点があります⚠️
彼らも営業なので、「とにかく早く決めさせたい」という圧を感じることも…。
👉ここ、超重要:転職の主導権は自分にあると忘れないでください!
「言われたから応募する」ではなく、「自分で納得して決める」が大切です。
最終的な判断を他人に任せると、後で必ず後悔すると思います。
転職エージェントにおすすめされた求人を何も考えずに応募したことがあります。
興味のなかった求人でしたが、選考はサクサクと進んでいき内定をいただくことができましたが、もしそこに転職していたらおそらく後悔して、私の転職活動自体は失敗に終わっていたと思います。
だからこそ最終的な決断をするのは自分にしかないという意識をもって転職活動を行っていただきたいです。
応募書類の作成(履歴書・職務経歴書)
履歴書はフォーマット通りでOKですが、職務経歴書は公務員にはハードルが高い!
決まった書式なら公務員の方は得意ですが、何たって職務経歴書は書式が任意ですからね笑。…何を書けばいいの!?って不安になりますよね。
私が使った構成はこちら👇
- 職務経歴の概要(何年・どの部署・主な業務内容)
- 業務の詳細(どこで、何を、どうやって、成果は?)
- 保有資格(簿記・TOEICなど)
- PCスキル(Excel、Wordなど)
- 自己PR(強みやエピソード)
皆さんの今の気持ちわかりますよ。「いいから記入例をみせろ」ですよね。
以下の記事に細かく職務経歴書の書き方と、私の使った職務経歴書のフォーマットを掲載していますので、参考にしてみてください。

とにかく大事なのは、「民間の人が読んでわかる言葉」で書くこと。
転職活動を通じてわかったのですが、公務員の当たり前は、外の人から見ると完全にブラックボックス。
だから、どんなにすごい成果があったとしても相手に伝わないなら意味ないです。
初めての人に説明するぐらいの感覚でわかりやすい用語を使う必要があります。
📌もし職務経歴書で困ったら、転職エージェントに添削をお願いするのもアリです!
応募・適正試験・面接
いよいよ応募です!
転職サイトならその場でポチッと応募できますし、転職エージェント経由なら面接の日程調整も任せられます。
応募の後の流れですが、基本的には適正試験→面接の順番です。場合によっては、一次面接を突破した後に適正試験ということもあります。
適正試験については、公務員試験を突破した方ならそこまで心配する必要はないと思います。
適正試験の内容や、対策について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

面接では、だいたい以下のようなことを聞かれます👇
- なぜ転職するのか?
- なぜこの会社を選んだのか?
- あなたの強み・弱みは?
- ストレスへの対処法は?
- 入社後にやりたいことは?
対策のコツは、事前に答えを文章で書いて→声に出して練習すること。
転職エージェントに登録していると、模擬面接もしてくれます。
私は模擬面接が恥ずかしくてお風呂場や通勤中にぶつぶつ言ってました(笑)
地味だけど、これをやっておくと本番の時にスラスラ言えます。

内定・労働条件の確認
面接に通過したら、いよいよ内定✨
年収・勤務地・労働時間など、提示された条件が自分の希望と合っているかをしっかり確認しましょう。
もし合っていない場合でも、エージェントを通じて条件交渉は可能です!
私も入社日を1ヶ月遅らせてもらいました(引き継ぎがカツカツで…)
退職手続き
転職先が決まったら、現職の退職準備です。
意外と勇気がいります(笑)
まずは上司に「相談」という形で時間を取り、退職の意向を伝えましょう。
私は「人目が気になる…」と思って、別室で静かに伝えました(笑)
その後は、引き継ぎや書類提出(退職届・保険証など)を進めていけばOKです。
新しい職場へ入社!
入社前には、健康診断や書類のやり取りなどが発生します。
連絡は必ず返す、期日を守るなどの基本を押さえておけば問題なし◎
ちなみにこの「入社前期間」って、人生で数少ない貴重なフリータイムです。
ちょっと旅行したり、のんびりしたり、自分をいたわる時間にしてみてくださいね。
まとめ
転職って、最初は不安ですよね。私もそうでした。
「スキルもないのに、通用するわけがない」
「辞めて失敗したらどうしよう」
「今のままの方が楽なんじゃないか」——
毎日そんな気持ちでいっぱいでした。
でも実際にやってみたら、後はやるべきことを淡々とやるだけです。
不安が完全に消えることはなかったけど、多くの不安は「知らなかっただけ」だったんです。
転職活動は、自分の時間を失うぐらいしかリスクはないです。
不安で何もしないままより、転職活動をはじめてみませんか?
今この記事を読んでいるあなたは、すでに転職活動の一歩目を踏み出してます。
あとは、粛々とやるだけです。

