経理未経験の転職におすすめのエージェント|MS-JapanとHupro
「実務未経験でも、本当に経理になれるのだろうか」という悩みは、公務員から経理を目指す方にとって特に気になるところだと思います。
結論から言うと、未経験からでも経理に転職できる可能性はあり、未経験者を対象にサポートしてくれる特化型の転職エージェントも存在します。私のおすすめは、まずMS-Japanとヒュープロの両方に登録してみることです。担当者との相性や紹介される求人は、実際に登録してみないと分からないためです。
私自身、公務員を辞めたいと思い始めた当初は、「経理になりたい」というよりも「今の職場を離れたい」という漠然とした気持ちが先にありました。そのため転職活動は総合型のdodaから始め、経理という方向性が定まってきた段階でMS-Japanにも登録し、並行して使うようになりました。実際に未経験可の求人紹介を受けられたことで、当初感じていた不安は少しずつ和らいでいきました。
- 経理未経験でもおすすめできる特化型エージェント「MS-Japan」「Hupro」の特徴
- 私がMS-Japanを利用した体験談
- 未経験からの経理転職で気になりやすい点
この記事では、経理未経験でもおすすめできる特化型エージェントとして「MS-Japan」と「ヒュープロ(Hupro)」を紹介します。どちらも未経験可の求人を扱っていますが、エージェントとの相性は人それぞれです。この記事の内容を参考にしつつ、実際に登録して担当者や紹介求人を確かめてみるのがおすすめです。
MS-JapanとHuproの基本情報
| 項目 | MS-Japan | ヒュープロ |
|---|---|---|
| 未経験可求人 | ◯ | ◎ |
| 求人数 | 10,000件以上(非公開90%以上) | 9,000件以上 |
| 地方求人 | 少なめ(都市部中心) | 少なめ(東京圏中心) |
| 書類添削・面接対策 | あり | あり |
両社とも管理部門・士業特化型のエージェントで、未経験歓迎の求人も扱っています。どちらも都市部(特に東京)に求人が偏る傾向がある点は共通しているため、地方での転職を考えている場合は、総合型エージェントとの併用も一つの選択肢になります。
MS-Japanの特徴と、実際に使ってみた体験
MS-Japanは1990年設立、東証プライム上場の人材紹介会社です。管理部門・士業特化の人材紹介を35年にわたり展開しており、上場企業ならではの実績の長さと信頼性が特徴として挙げられます。取り扱い求人は管理部門・士業あわせて10,000件以上で、そのうち90%以上が非公開求人です。
公式サイトでも未経験者向けの経理求人紹介や転職支援について案内されており、未経験可の求人も一定数扱っています。MS-Japan自身の調査では、経理未経験からの転職成功者が保有していた資格のうち最も多かったのは日商簿記2級で、全体の44%でした。詳しくはMS-Japanの公式記事でも紹介されています。
私自身の経験を振り返ると、初回のカウンセリング時点ではまだ簿記2級を取得していなかったため、担当のキャリアアドバイザーから「簿記2級を取得されたタイミングで、改めてレジュメを更新してご連絡ください」と提案されました。実際に約1ヶ月後、簿記2級に合格した旨を連絡したところ、すぐに職務経歴書の見直しと面談の日程調整が行われ、その数日後に一度に7件の求人が紹介されました。
紹介された求人は、大手不動産グループ系の福利厚生会社、社会貢献活動を行うNPO法人、上場企業のグループ会社、上場しているバイオベンチャーなど、規模も業種も幅広いものでした。「未経験可」と明記された求人が複数含まれており、年収帯はおおよそ300万〜500万円台が中心でした。紹介された求人はすべて応募し、そのうち1社は書類選考を通過して、面接対策資料の共有を受けています。
紹介される求人の傾向として感じたのは、親会社そのものというより、グループ会社や上場企業の子会社にあたる経理職が多かったことです。規模の大きい親会社の看板求人よりも、その傘下にある事業会社の実務ポジションが中心という印象でした。良し悪しというより、経理としての実務そのものに携わりたい人向けの求人が多いという傾向として捉えています。
一方で、求人の地域偏在も大きく、東京・神奈川・愛知・大阪など都市部に集中していると言われており、地方での転職を考えている場合は選択肢が限られる可能性があります。
ヒュープロ(Hupro)の特徴
私自身はヒュープロを利用した経験はありませんが、公開されている情報を見る限りの特徴を紹介します。
ヒュープロは2015年設立、東京都渋谷区に本社を置く人材紹介会社です。MS-Japanと同じく管理部門・士業特化型ですが、税理士・会計士業界への特化度がさらに強く、会計事務所・税理士法人向け求人数では業界内でも上位クラスとされています。士業・管理部門求人は全国9,000件以上を扱っています。
ヒュープロが特徴として挙げているのは、登録後の対応の早さです。登録から面談設定までの動きが速いとされており、未経験可求人の取り扱いも多く、業界未経験からのキャリアチェンジを目指す層への対応も手厚い傾向があります。
ヒュープロの公式コンテンツでは、未経験からの経理転職について実務的なアドバイスも公開されています。経理の求人は決算期前の1〜2月に増える傾向がありますが、この時期は即戦力採用が中心のため、未経験者向けの求人はむしろ少なくなりがちです。反対に、繁忙期が終わった6〜8月ごろは企業側にも教育の余裕が生まれ、未経験者向けの求人が増える傾向があるとされています。転職を考えるタイミングを選べる場合は、こうした時期も参考になります。詳しくはヒュープロの公式記事でも紹介されています。また、今すぐの転職を考えていない場合でも、無料の電話相談で市場価値についての相談を受けられる点も、情報収集の入り口として利用しやすい特徴です。
弱みとしては、求人が東京圏に強く偏っていると言われている点が挙げられます。都市部以外、特に地方では求人が手薄になる場合があります。管理部門・士業以外の業種への転職には対応しにくいという点も、MS-Japanと共通する注意点です。
私自身は利用経験がありませんが、対応の早さを重視する人にとっては有力な選択肢だと感じました。
経理未経験で特化型エージェントが向いている人
MS-Japanとヒュープロのような特化型エージェントが向いているのは、会社の規模や知名度よりも、経理としての実務経験を積むことを優先したい人だと感じています。中小企業やグループ会社であっても、まずは経理として経験を積みたいという意識がある場合、特化型エージェントから紹介される求人と相性が良い場合が多いです。
また、「経理になりたい」という方向性がすでにはっきりしている場合は、はじめから特化型エージェントを軸に動くのが近道だと思います。一方で、私のように「今の職場を離れたい」という気持ちが先にあり、経理という方向性がまだ固まっていない場合は、総合型のdodaのようなエージェントで幅広い選択肢を見ながら方向性を固め、その後に特化型エージェントへ登録するという進め方も無理がありません。
エージェントとの相性は人それぞれです。私自身も総合型と特化型を併用したことで選択肢が広がりました。登録は無料なので、まずは両方に登録して担当者や紹介求人を確かめてみると、自分に合ったエージェントを見つけやすくなります。
よくある質問
Q. 経理未経験でも紹介してもらえますか?
MS-Japan、ヒュープロともに未経験可の求人を扱っています。私自身も簿記2級を取得したタイミングで、未経験可・未経験歓迎と明記された求人を含めて紹介を受けました。
Q. 簿記3級でも登録できますか?
紹介された求人の中には、簿記3級やそれに準ずる知識を条件とするものもありました。資格の有無だけでなく、経理実務経験の有無や社会人経験も合わせて判断される傾向があります。
Q. dodaのような総合型エージェントとの違いは何ですか?
総合型のdodaは扱う求人の業種・職種が幅広く、経理に関係する求人を自分で抽出する必要がありました。一方、MS-Japanのような特化型エージェントは、経理特化の求人を継続して紹介してもらえる点が違いだと感じています。
Q. 登録したら必ず応募しないといけませんか?
紹介された求人ごとに「応募」「辞退」を選べる形が一般的です。私自身のケースでは紹介された求人すべてに応募しましたが、興味が持てない求人は辞退して問題ありません。



