公務員の自己PRが難しい理由と、実は評価される伝え方【完全テンプレ付き】
民間転職を考えているものの、
「自分にアピールできる強みが本当にない」と感じていませんか。
僕も、かつて同じように悩んでいました。
市役所で働いていた当時の僕は、売上や数値目標がある仕事ではなく、
「特別なスキルがないのではないか」と感じていました。
しかし、公務員時代の当たり前の仕事が、
民間企業では評価される要素になると気づきました。
この記事では、「自己PRできることがない」と感じている公務員の方に向けて、
- 公務員の自己PRが難しい理由
- 実は評価される自己PRの考え方
- 自己PRのテンプレ構成
- 自己PRを作るための具体的なステップ
を、順を追って解説します。
公務員の自己PRが難しい理由
理由① 業務内容が伝わりづらい
公務員の業務は幅が広く、外部の人からはイメージしづらいのが現実です。
例えば、異動したばかりの部署の仕事について、
最初は自分でも全体像がつかめなかった経験はないでしょうか。
それと同じように、面接官も公務員の業務内容を聞いても、
具体的なイメージを持ちにくい場合があります。
その結果、仕事内容を丁寧に説明しても、
反応が薄くなってしまうことがあります。
公務員にとっての当たり前の業務が、
民間企業では分かりにくいことが、自己PRを難しくしています。
解決策:初めて聞く人に説明する意識を持つ
制度や手続きについて、
窓口業務で初めての人に説明してきた経験は、転職活動でも活かせます。
公務員以外の人にも伝わる言葉を選び、
専門用語をかみ砕いて説明することを意識しましょう。
自分の説明が伝わっているかを確認するために、
家族や友人に話してみるのも一つの方法です。
理由② 個性を打ち出しにくい
もう一つの理由は、業務の性質上、
個人の裁量や個性を前面に出しにくい点です。
公務員の仕事は、法律や条例に基づいて進められます。
担当者ごとに対応が異なれば、市民の不信感につながることもあります。
そのため、「自分ならではの強み」が見えにくくなり、
自己PRが難しく感じられるのです。
解決策:成果ではなく姿勢に目を向ける
自己PRで重要なのは、
成果の大きさよりも、どのような姿勢で仕事に取り組んできたかです。
例えば、
- ミスを防ぐために丁寧さを意識していた
- 相手に分かりやすく伝える工夫を続けていた
- 業務効率を高めるために改善を重ねていた
といった点は、立派な強みになります。
僕自身、日々の業務の中で、
入力や転記の手間を減らす方法を考えていました。
紙で管理していた情報をExcelにまとめ、
データの整理方法を見直したことで、
確認作業や集計の負担を軽減することができました。
こうした業務改善への姿勢は、民間企業でも評価されやすいポイントです。
自己PRのテンプレ構成
自己PRが難しいと感じる場合は、
以下の構成に沿って整理すると書きやすくなります。
- 結論(強み)
- 仕事への姿勢
- 強みが活きた具体的なエピソード
- 採用企業での活かし方
❶ 結論(強み)
最初に、自分の強みを一文で伝えます。
冒頭で結論を示すことで、話の軸が明確になります。
❷ 仕事への姿勢
日頃、どのような点を意識して業務に取り組んでいたかを説明します。
❸ 強みが活きたエピソード
具体的な取り組みや工夫を交えて説明します。
可能であれば、作業時間の短縮や件数の変化など、
数値で示すと伝わりやすくなります。
❹ 採用企業でどう活かすか
その強みを、転職先でどのように活かせるかを明確にします。
ここまで整理できると、自己PRが一貫した内容になります。
自己PRと職務経歴書はセットで考える
ここまでで、自己PRの考え方と整理方法を説明してきました。
ただし、面接で話す自己PRと同じくらい重要なのが、
職務経歴書での伝え方です。
自己PRの軸と、職務経歴書の内容がずれていると、
「話している内容は良いが、書類からは伝わらない」
という評価になってしまいます。
実際に僕が公務員から民間企業へ転職した際に使っていた、
職務経歴書の書き方とテンプレートについては、
以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ
公務員の自己PRは、
目立つ成果や特別なスキルがなくても問題ありません。
大切なのは、
- 仕事で何を大切にしてきたか
- どのような姿勢で取り組んできたか
を、相手に伝わる形で言語化することです。
そして、その考え方は、
職務経歴書という形で整理してこそ意味を持ちます。
自己PRの軸と、職務経歴書の内容が一致していれば、
書類選考と面接のどちらでも、評価がぶれにくくなります。
まずは、ここまでで整理した考え方をもとに、
自分の経験を「書類で伝える」ことから始めてみてください。
最後に
「公務員だから自己PRできることがない」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、伝え方と整理の仕方を知るだけで、見え方は変わります。
僕自身、市役所から未経験で経理職へ転職しました。
特別な経歴があったわけではありません。
これまで積み重ねてきた経験の中に、あなた自身の強みは必ずあります。
それを言葉にすることが、転職準備の第一歩です。

