公務員から転職すると出てくるWEB試験とは?対策は必要?

pyonji684
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転職活動を始めて書類選考を突破すると、次に待っているのが「WEB試験」。

新卒から公務員一本を志望して公務員になった方は、「WEB試験?何それ?」となるかと思います。
また公務員であればこそ試験という言葉にビビってしまうかもしれません。私がそうでしたので笑

今回は「WEB試験」とはどういうものなのか?対策は必要なのか?について体験を踏まえて私なりの考えを紹介します。

転職で出てくる「WEB試験」とは?

SPI・玉手箱・TG-WEBなど主要な試験の種類

  • SPI(リクルート社) 最も一般的な適性検査。言語・非言語・性格検査が中心。大手から中小まで幅広く採用。
  • 玉手箱(日本SHL社) 外資系や大企業でよく導入される。計数・言語・英語問題が特徴。
  • TG-WEB(ヒューマネージ社) 難易度がやや高めで、特に理系・専門職で見かけることが多い。

基礎能力(言語・非言語)と性格検査の内容

WEB試験の中身は、大きく分けて2種類。

  1. 基礎能力検査:国語や算数レベルの基礎問題。表の読み取り、文章題、語句の意味など。
  2. 性格検査:自分の価値観や人柄をチェックするアンケート形式。

要するに「知識を問う試験」ではなく、基礎的な思考力や人物像を確認する試験です。

公務員から転職する人にWEB試験の対策は必要なのか

結論から言うと対策不要

もし対策なしが心配なら、自己分析、企業分析や面接対策の合間に少しやるだけで十分。

公務員試験の筆記で基礎学力は十分

公務員試験の筆記を突破している時点で、基礎学力は申し分ないです。

SPIや玉手箱で出題されるレベルは、公務員試験に比べれば易しいものがほとんど。

特にSPIの「非言語(算数の文章題)」は、一見ややこしく見えますが、実際は中学〜高校初級レベルの内容なので落ち着いて解けば問題なく対応できます。

性格検査は対策できない(正直に答えるだけ)

性格検査は「あなたの価値観や行動傾向を知りたい」だけのもの。

無理に「こう答えれば受かる」と考えると、一貫性がなくなり逆に評価を下げかねません。

結論、正直に答えるのが一番の対策です。

企業が本当に重視しているのは「面接」

民間企業の採用で最も重視されるのは、あくまで 面接

WEB試験はあくまで「足切り」や「人数調整」のために使われることが多く、本番ではありません。

つまり、ここに過度な時間を使うよりも、志望動機や自己PRの準備に時間を割くべきです。

私の体験談|SPIを受けたけど参考書1冊で十分だった

私は市役所から民間企業へ転職した際、実際にWEB試験何度も受けました。

聞き慣れない試験形式に「落ちたらどうしよう」と不安になり、とりあえず対策本を購入しました。

最初は文章題で少し戸惑いましたが、通勤時間に少しずつ解いていくうちに慣れてきます。

結果としては、参考書を一周しただけで十分通過できました。

  • 難易度は公務員試験に比べればかなり低い
  • 非言語問題も慣れればパターンで解ける
  • 性格検査は深く考えず、正直に答えるだけ

実際に受けてみて、WEB試験で落ちることはなかったので、過度に不安になる必要はないと強く感じました。

不安な人におすすめの最小限の準備

「対策不要」と言っても、初めてのことに不安を感じるのは当然です。安定思考の公務員であればこそなおさら。

そこで、公務員から民間へ転職する方におすすめの最小限の準備を紹介します。

SPI参考書を1冊だけ買って一周する

本屋で売っている「SPIの定番参考書」を一冊買い、一通り解くだけで十分です。

問題のパターンは、SPI、玉手箱、TG-WEBどえれも似たようなものなので、それぞれ参考書を買う必要はないです。安心してください。

勉強時間は1〜2週間、1日15分で十分

わざわざ何十時間もかける必要はありません。

空いた時間で少し触れてみる程度で、十分本番に対応できます。

まとめ|公務員からの転職はWEB試験より面接対策に時間を使おう

  • 公務員から民間転職する際にWEB試験は避けられないが、特別な対策は不要
  • 公務員試験の筆記を突破してきた人なら、十分対応できる
  • 性格検査は正直に答えればOK
  • 不安ならSPI参考書を一冊さらっと解くだけで安心感が得られる

そして何より、本当に大事なのは面接対策です。

WEB試験で立ち止まらず、志望動機や自己PRのブラッシュアップに時間を使うことをおすすめします。

ABOUT ME
ぴょん吉
ぴょん吉
経理@元公務員
・アラサーで市役所から上場企業の経理に転職。
・現在は簿記1級取得に向け勉強中。
・公務員から転職、未経験から経理に転職したい方に向けて情報発信。
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