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公務員から経理へ転職した話|未経験・市役所出身が1年半かけて上場企業の経理に内定するまで

pyonji684
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「公務員を辞めたい。でも、次にやりたい仕事が分からない」

これは、転職活動中の私がずっと抱えていた悩みでした。

市役所から民間企業へ転職したい気持ちはある。でも、

「営業みたいにコミュ力が高いわけじゃない」
「ITエンジニアみたいな専門スキルもない」
「そもそも公務員って、民間で通用するのだろうか」

そんな不安ばかりが頭に浮かんでいました。

実際、私は転職活動に1年半かかりました。

書類選考は通らない。転職エージェントに「紹介できる求人がない」とメール一本で断られる。大学職員の内定をもらったのに、自分で辞退する。プログラミングの勉強を始めたのに挫折する。

それだけ遠回りした末に、最終的にたどり着いたのが「経理」でした。

この記事では、元市役所職員の私が未経験から経理へ転職するまでの実体験を、選んだ理由・面接対策・年収の変化まで含めてお話しします。

私が経理を選ぶまでに考えたこと

「逃げ場」がほしかった

転職活動を始めた頃、私はかなり焦っていました。

「このまま役所しか知らずに30代を迎えて大丈夫なのか」

そんな不安から転職を考え始め、最初は手当たり次第に求人へ応募しました。ところが書類選考は全敗。転職エージェントにはメール一本で「紹介できる求人がない」と断られました。

その後、友人と自己分析を繰り返す中で気づいたのは、「手に職をつけたい」という気持ちでした。いつでも逃げ出せる選択肢を、自分で作りたかったのです。

大学職員の内定をもらったとき、素直に喜べない自分がいました。「住民が学生に変わるだけで、構造は市役所と同じだ」と思い、内定を辞退しました。

プログラミングで挫折した

「手に職」と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのがプログラミングでした。

ITパスポートを取り、プロゲートで勉強を始めたものの、難易度が上がるにつれて「今日はいいか」が続き、勉強が習慣化できず、そのまま挫折してしまいました。

ひろゆきの動画が転機になった

プログラミングを挫折してしばらく経ったある日、何気なく見ていたYouTubeでひろゆきが「簿記1級があれば食いっぱぐれない」と話しているのを聞きました。

その話を聞いて興味を持ち、簿記について調べ始めました。

調べるうちに「どの会社にも必要で、スキルとして積み上がる仕事」という点に魅力を感じました。それが私の探していたものでした。プログラミングのときとは違い、勉強を進めるうちに取引を記録して決算書につなげていくパズルのような面白さも見えてきた。数字がぴったり合う感覚が気持ちよくて、テキストを開くのが苦ではありませんでした。

クレアールの通信講座を使い、簿記3級・2級を3ヶ月で取得。その後、経理職への応募を本格的に始めました。簿記取得前も含めると、転職活動全体で50社以上に応募しています。

未経験経理の面接でよく聞かれた3つのこと

簿記2級を取得してからは書類選考の通過率が上がりましたが、今度は面接で落ち続けました。経理の面接では、毎回のように同じことを聞かれました。最初はうまく答えられず、面接を重ねる中で少しずつ整理できるようになった質問が3つあります。

  1. 「なぜ公務員を辞めるのか」 「安定しているのになぜ?」という疑問はどの会社でも出てきます。ここがぼんやりしていると、採用担当者には「また辞めそう」と映る。
  2. 「なぜ未経験で経理なのか」 「どうして営業や事務じゃなくて経理?」という質問です。簿記を勉強する過程で感じた面白さを話すようにしたら、納得してもらいやすくなりました。
  3. 「将来どうなりたいのか」 「決算業務をやりたいです」だけでは弱い。私は「数字を使って経営に貢献できる人になりたい」という言葉にたどり着いてから、面接の手応えが変わりました。

転職エージェントに「この3つに一貫性がないと、なぜうちなのかが伝わらない」と言われたのは、今でも覚えています。この一言で、自分の話がバラバラだったことに初めて気づきました。

転職活動を始めてから約1年半後、上場企業の経理職から内定をいただきました。

年収は最初下がったが、後で取り戻せた

公務員から経理へ転職するとき、年収がどうなるかは多くの方が気になる点だと思います。

正直に言うと最初の転職では下がりました。市役所時代は約450万円(残業代込み)。上場企業の経理への転職時に提示された年収は400万円でした。ただ、実際に働くと残業代が加わり、1年目の実質年収は元とほぼ同水準の約450万円に落ち着きました。

そして経理の実務経験を積んだあと、2回目の転職では年収600万円に上がっています。

最初の転職は「スキルを買う期間」と考えると、見え方が変わります。

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公務員から経理をおすすめする5つの理由

① 公務員と経理は「仕事の進め方」がかなり似ている

私は市役所時代に防災計画や予算業務を担当していましたが、経理へ転職して「意外と仕事の進め方が似ている」と感じました。

公務員の仕事は、法律や条例などのルールに基づいて進みます。

  • 決裁をとる
  • 申請書類を正確に処理する
  • 議会対応・文書管理

これらはすべて「決められたルールに沿って、ミスなく処理する」仕事です。経理も同じで、会計基準や税法というルールに沿って数字を正確に扱います。転職エージェントにも「公務員の几帳面さは経理向きです」と言われました。市役所での経験が、そのまま経理の強みになります。

② 繁忙期と閑散期が明確で、プライベートの予定を立てやすい

市役所にいた頃は、突然のクレーム対応や災害対応で予定が崩れることがよくありました。

経理は、忙しくなるタイミングが大体決まっています。

  • 月末月初(月次締め)
  • 四半期決算
  • 年次決算(3〜4月が山場)

逆に、それ以外の時期は落ち着いている会社が多いです。経理へ転職してから、旅行の計画が立てやすくなったのは、個人的にかなり大きなメリットです。

③ 業界を変えても働き続けやすい

私が転職活動で痛感したのは、「逃げ場のなさ」でした。スキルがないと、嫌な仕事でも耐えるしかなくなる。大学職員の内定を辞退したのも、「また同じ状況に戻るだけ」と思ったからです。

経理は一度スキルを身につければ、業界を変えても働き続けやすい職種です。メーカーでも、IT企業でも、不動産でも、会社である以上はお金の管理が必要だからです。「この会社でしか通用しない」になりにくい安心感が、私には大きかったです。

④ 経理スキルは積み上がり、市場価値が上がる

公務員時代は「この経験って、転職市場でどう評価されるのだろう」という不安がありました。

経理は、経験した業務がそのままスキルになっていきます。

  • 月次決算・年次決算
  • 税務・原価計算
  • 連結会計・開示業務

担当できる業務の幅が広がるほど、転職市場での評価も上がっていく。実際、1社目の経理経験を積んだあと、2回目の転職では年収が150万円上がりました。「積み上がっている」実感は数字にも出てきます。

⑤ 未経験公務員でも挑戦しやすい。入口は「簿記2級」

私はプログラミングで挫折しましたが、簿記2級はそれと比べてずっと進めやすかったです。

公務員試験を突破してきた方なら、十分戦える難易度です。そして実際に、簿記2級を取ってから書類選考の通過率が明らかに変わりました。未経験でも「ちゃんと準備してきた」ことが数字として伝わります。

クレアールの通信講座なら、3級・2級を3ヶ月で取得することも可能です。

まとめ|公務員を辞めたいけど次が決まらない人へ

「やりたい仕事がない」ことは、悪いことではないと思います。

私自身、1年半遠回りしました。書類が通らず、エージェントに断られ、内定を自分で手放し、資格の勉強で挫折した。それでも続けた結果、今は「積み上がる仕事」に就けています。

私の場合、「やりたい仕事」を探しても答えは出ませんでした。

その代わりに、「どんな働き方をしたいか」「どんなスキルを身につけたいか」を考えた結果、経理にたどり着きました。

私のように、公務員を辞めたいけれど次に何をしたいか分からない方もいると思います。そんなときは、やりたい仕事を探すだけでなく、「どんな働き方をしたいか」「どんなスキルを身につけたいか」という視点で考えてみてください。

私の場合、その答えが経理でした。

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ABOUT ME
ぴょん
ぴょん
経理マン@元公務員
・某市役所に7年間ほど勤務。
・アラサー未経験から上場企業の経理へ転職。
・転職を考えている公務員へ未経験でも通る転職戦略を発信。
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