転職のリアル
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公務員を辞めるまでの葛藤と本音|退職報告・退職届・最終出勤の記録

pyonji684
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「おめでとう」が一番苦しかった

転職先が決まり、退職を報告した日のことは今でも覚えています。

報告するまでに一週間かかりました。庁内のメッセージシステムを使い、係長に「報告したいことがあります」と時間を作ってもらうよう伝えました。すると係長が時間を作ってくれて、会議室に呼び出される形で報告することになりました。同じ係の中に、私と同じタイミングで転職する人がいたこともあり、係長は私の話を聞いて少し驚いた様子でした。でも、そのあとの反応は落ち着いたもので、「おめでとう」と言ってくれました。

正直、この言葉が一番苦しかったです。

私にとっては、祝福される方が申し訳なさが増すのだと、このとき初めて知りました。後ろめたさと安堵が同時に押し寄せてくるような感覚で、素直に喜べない自分がいました。

転職先が決まっていたから、退職を申し出た

前提として、私は転職活動を先に進め、内定をもらった段階で退職を申し出ました。入社日が決まっていたため、「もう伝えないと間に合わない」というタイミングで報告に踏み切った形です。

転職活動の期間中は、本当に辞めるのか、転職はうまくいくのか、転職先でやっていけるのかなど、悩む時間が多くありました。結論は自分の中で出ていたはずなのに、いざ行動に移す段になると、また同じ不安が顔を出す感覚がありました。

私が退職するまでの流れ

  1. 内定獲得
  2. 上司へ退職報告
  3. 退職届の提出
  4. 引継ぎ
  5. 有給消化
  6. 最終出勤

この記事では、それぞれの場面で実際に感じたことを、時系列で振り返っていきます。

退職届を書く手が、思ったより重かった

上司に報告したあとは、人事から退職手続きについて説明を受けました。退職届はテンプレートが用意されており、そこに直筆で名前と日付を記入し、押印するだけのものです。

作業自体は単純です。ただ、実際に記入する瞬間、思っていたより緊張しました。

公務員としての安定した立場を手放すことへの不安は、想像以上に大きいものでした。転職活動を通じて自分の中では答えが出ていたはずなのに、書類に向き合った瞬間、また同じ葛藤が戻ってきました。民間企業という自分にとって未知の環境でやっていけるのかという不安も、このタイミングで改めて大きくなりました。

それでも、このままではいけないという思いのほうが強く、記入して提出しました。

引継ぎの1ヶ月は、粛々と進めた

引継ぎには1ヶ月ほどの期間がありました。資料を作成し、後任者への説明を行うという流れです。

退職届を提出した時点で覚悟は決まっていたため、この期間は感情的な葛藤よりも、実務をこなすことに意識が向いていたように思います。粛々と、というのが一番近い感覚です。

有給消化の2週間で、自分を労わった

引継ぎが終わったあとは、2週間ほどの有給消化期間がありました。この期間は、旅行に時間を使いました。福岡や有馬温泉に行き、これまでの疲れを労わる時間に充てました。

同時に、引っ越しの準備もこの期間に進めました。次の生活への切り替えを、実際の行動として進めていた時期です。

仲の良い同期とは、この期間も食事や外出を通じて関わりを続けていました。

最終出勤日、コロナ禍での静かな送別

最終出勤日は、仕事がすでにない状態だったため、お世話になった人たちへの挨拶回りに時間を使いました。「頑張れよ」「寂しくなる」といった言葉を、多くの人からもらいました。

当時はまだコロナ禍だったこともあり、大々的な送別会はなく、仲の良いメンバーだけで集まる形になりました。人数は少なかったものの、その分一人ひとりとの時間が濃かったように感じています。

振り返って思うこと

転職活動を通して、本当に辞めるのか、転職できるのか、転職先でやっていけるのかなど、悩む時間は多くありました。周りの目を気にしていた部分も、正直あったと思います。

今振り返って一番変わったと感じるのは、理不尽なクレーム対応に耐える日々がなくなったことと、「この環境が合わなければ、また別の選択肢を考えればいい」と思えるようになったことです。公務員時代は、この仕事を辞めたら終わりだという感覚がありましたが、今はそう思っていません。

ただ、いきなり良いことばかりだったわけではなく、転職後の半年は別の大変さもありました。転職して感じたことについては、以下ので詳しくまとめています。

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ただ、今振り返ると、転職して良かったと感じています。あのとき勇気を出して転職を選んだことは、良い選択だったと今でも感じています。

もし今、退職を報告する一週間前の自分のような状態で悩んでいる方がいれば、その葛藤は、多くの人が経験するものではないかと思います。

ABOUT ME
ぴょん
ぴょん
経理マン@元公務員
・某市役所に7年間ほど勤務。
・アラサー未経験から上場企業の経理へ転職。
・転職を考えている公務員へ未経験でも通る転職戦略を発信。
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