準備・スキル
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未経験から経理へ転職するには?簿記2級取得から内定までの最短ルート

pyonji684
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「経理の仕事に興味があるけれど、どうすればなれるのだろう?」 「資格はどこまで必要なのか?」 「未経験でも本当に転職できるのか?」

このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

経理は専門職のイメージが強く、未経験から目指すにはハードルが高そうに感じるかもしれません。

私自身も、市役所で働いていた公務員から、上場企業の経理へ転職しました。経理の実務経験はありませんでしたが、日商簿記2級を取得し、転職活動を進めたことで内定を得ることができました。

ただし、簿記2級を取っただけでスムーズに内定が出たわけではありません。20〜30社ほど応募して、最終的に内定をもらえたのは2社でした。途中、面接官に呆れられるような失敗もしています。

この記事では、この3ステップを、私が20〜30社に応募し、2社から内定を得るまでの経験をもとに解説します。

最短ルートを一言でまとめると、次の3ステップです。

① 簿記2級を取得する → ② 求人へ応募する → ③ 面接で「経理として何をしたいか」を語る

このうち、実は③でつまずく人が多いというのが、私自身の実感です。記事の後半で詳しく触れます。

この記事を読むとわかること
  • 未経験から経理へ転職するまでの流れ
  • 簿記2級が必要な理由
  • 面接で評価される志望動機の考え方

結論

未経験から経理になる最も現実的な方法は、日商簿記2級を取得して、すぐに求人へ応募することです。

もちろん、

  • 経理の仕事内容を調べる
  • 転職理由を整理する
  • 面接対策を行う

といった準備は大切です。

しかし、最も重要なのは、企業に「経理の基礎知識があり、本気で目指している」と伝えることです。

そのために最も効果的なのが日商簿記2級です。

そして、資格を取得したら、完璧に準備が整うのを待ちすぎずに応募することをおすすめします。

私の場合、簿記2級を取った時点では、正直、資格を取ればもっとスムーズに進むと思っていました。しかし実際には、資格はあくまでスタートラインで、そこから先の「何を話すか」で結果が大きく分かれることを、後で痛感することになります。

日商簿記とは

経理未経験者にとって、簿記は「経理の共通言語」です。

日本商工会議所が実施している検定試験で、会社のお金の流れを記録・管理する知識を学べます。経理の仕事の土台となる知識そのものなので、未経験から経理を目指すなら避けて通れない資格といえます。

なぜ日商簿記2級が必要なのか

日商簿記3級でも基本的な知識は学べますが、転職市場での評価という点では2級の取得をおすすめします。

未経験でも経理職として評価されやすくなる

簿記3級が基礎知識の証明であるのに対し、2級はより実務に近い内容を学びます。

そのため、実務経験がなくても、経理の基礎が身についている人材として評価されやすくなる場合があります。

応募できる求人の幅が広がる

中堅企業や大企業の経理職、会計事務所や税理士事務所の求人では、「日商簿記2級以上」を応募条件または歓迎条件としているケースが多くあります。

資格を取得することで、応募できる求人の選択肢が広がります。

具体的なステップ

簿記3級・2級を順番に取得する

経理への転職を目指す場合、まずは日商簿記2級の取得を目標にしましょう。

その際は、3級で基礎を学んでから2級へ進む方法がおすすめです。

簿記2級は3級の知識を前提としているため、基礎を理解しておくことで学習を進めやすくなります。

学習期間の目安

  • 簿記3級:1〜2か月(50〜100時間程度)
  • 簿記2級:2〜3か月(150〜200時間程度)
  • 合計:3〜5か月程度

私の場合の勉強スケジュール

参考までに、当時の私のスケジュールを書いておきます。

平日は、朝7時にカフェへ行き、必ず1時間勉強する。仕事が終わって20時までに帰れた日は、21時まで1時間。休日は土日とも8時間ずつ。

最初の1〜2週間は正直きつかったです。市役所の仕事を終えてからの1時間は、頭が働かない日もありました。それでも「平日は最低1時間」と決めてしまうと、やらない日を作るほうが気持ち悪くなってきて、いつの間にか習慣になっていました。

休日の8時間は、午前と午後で分けて、間に1時間以上の休憩を挟むようにしていました。詰め込みすぎると逆に頭に入らない感覚があったので、このあたりは自分の集中力と相談しながら調整する形で良いと思います。

スクールの活用もおすすめ

独学でも合格は十分可能ですが、短期間で効率よく学びたい場合は通信講座の活用も選択肢の一つです。

私はクレアールを利用し、約3か月で簿記3級と2級を取得しました。

スクール選びで重視したのは、とにかく時間を短縮できることでした。市役所勤めを続けながらの勉強だったので、回り道をしている余裕はなかったんです。何社か比較検討した結果、価格が比較的抑えめだったことと、無料の体験講座を受けてみて説明がわかりやすかったことが決め手になり、クレアールに決めました。

経理でやりたいことを言語化する

「なぜ経理を目指すのか」 「将来的にどのような業務に携わりたいのか」

を整理しておきましょう。

ここは正直、私が一番苦労したところです。

私がはじめに用意していた志望動機は、「現職でB/SとP/Lを見る必要があり、簿記を勉強した。簿記がパズルを解くような面白さがあり、自分自身も決算書を作る業務に携わりたいと考え志望した」というものでした。

そして、やりたいことを聞かれたとき、最初は「決算業務に携わりたいです」とだけ答えていました。

これで何社か面接を受けたのですが、なかなか内定に至りませんでした。中でも記憶に残っているのが、ある企業の面接です。

面接官「うちは決算だけやってもらうわけじゃないですよ。日々の伝票チェックや仕訳の積み重ねがあっての決算ですけど、そのあたりはどう考えてますか」

私「もちろん、日々の業務も大切だと思っています…」

正直、しどろもどろになってしまいました。面接官の表情からも、明らかに「あ、この人は決算という華やかな部分しか見ていないな」と思われている空気が伝わってきて、終始気まずい雰囲気の面接になりました。経理の日常業務である伝票チェックなどの地道な部分にこそ注目してほしかったのだと思います。これは今振り返っても、かなり堪える経験でした。

このとき初めて、「決算がやりたい」ではなく、「地道な業務をどう考えているか」を企業は見ているのだと気づきました。

この経験から、「決算業務がしたい」という言葉だけでは、他の未経験者との差別化にならないと気づきました。決算業務をやりたい人なんて、おそらく未経験者の中にいくらでもいます。

そこで、決算業務のさらに先にある目的を言語化するようにしました。

「決算業務に携わりたい」 ↓ 「決算書の数値を経営に生かし、経営への提案を行いたい」

この言い換えをしてから、選考の通過率が明らかに変わりました。最終的に、上場企業の経理から内定を得ることができたのも、この志望動機に固めてからのことです。

たとえば、

  • 支払処理や仕訳を正確に行いたい
  • 決算業務に携わりたい
  • 財務分析を通じて経営に貢献したい

といった要素を並べるだけでなく、「その先で何をしたいのか」まで一段掘り下げてみると、志望動機に一貫性と独自性が生まれやすくなります。

興味のある求人に応募する

簿記2級の勉強中から求人を見始めることをおすすめします。

どのような企業が経理を募集しているのか、どのようなスキルが求められているのかを把握できるため、学習の方向性が明確になります。

そして、簿記2級を取得したら、早めに応募してみましょう。

私の場合、最終的に20〜30社ほど応募し、内定をいただけたのは2社でした。応募した数だけ見ると「思ったより少ないな」と感じる方もいるかもしれませんし、「意外と多い」と感じる方もいるかもしれません。ただ、最初の数社で落ちた経験があったからこそ、志望動機の伝え方を見直すきっかけになったのも事実です。

応募後は、面接対策に取り組むことになります。

面接対策は一人で進めるだけでなく、転職エージェントを活用すると効率的な場合があります。私自身、志望動機を客観的にチェックしてもらいたくて、エージェント経由の求人にも応募していました。第三者から客観的なフィードバックをもらえたことで、自分では気づかなかった改善点が見つかることもありました。

リクルートエージェントやdodaでは、無料で模擬面接を受けられるサービスがあります。

簿記1級は必要?

未経験から経理を目指す段階では、簿記2級までで十分なケースが多いです。

簿記1級は難易度が高く、合格までに長期間を要することもあります。

また、実務で活躍している経理担当者の中にも、簿記1級を保有していない方は珍しくありません。

そのため、まずは簿記2級を取得して経理へ転職し、実務経験を積んだうえで、必要に応じて挑戦するという順番でも問題ないと考えます。

まとめ

未経験から経理になるための最短ルートは、次の3ステップです。

  1. 日商簿記3級・2級を取得する
  2. 経理でやりたいことを明確にする
  3. 簿記2級を取得したら求人へ応募する

ここまで読んでいただいた方は気づいたかもしれませんが、私自身、簿記2級さえ取れば順調に進むと思っていました。実際には、面接官に呆れられるような場面もありながら、志望動機を何度も練り直す中で、ようやく内定に近づいていきました。

最も重要なのは、「準備が整うのを待ちすぎないこと」、そして「うまくいかなかった面接からも、次に活かせるヒントを拾うこと」だと感じています。

経理への転職は、知識を身につけたうえで実際に応募し、時には落ちながら言葉を磨いていくことで、初めて具体的に進み始めるものだと思います。

私自身、20社以上応募しながら経理になれました。もし経理に興味があるなら、まずは日商簿記2級の取得を目指してみてください。その一歩が、経理への第一歩になるはずです。

ABOUT ME
ぴょん
ぴょん
経理マン@元公務員
・某市役所に7年間ほど勤務。
・アラサー未経験から上場企業の経理へ転職。
・転職を考えている公務員へ未経験でも通る転職戦略を発信。
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